約 520,052 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/446.html
エルダーあきのSS感想用掲示板はこちら anko1339 売れるゆっくりを開発せよ!! まりさつむり量産計画Ⅴ anko1335 売れるゆっくりを開発せよ!! まりさつむり量産計画Ⅳ anko1332 売れるゆっくりを開発せよ!! まりさつむり量産計画Ⅲ anko1326 売れるゆっくりを開発せよ!! まりさつむり量産計画Ⅱ anko1317 売れるゆっくりを開発せよ!! まりさつむり量産計画Ⅰ anko0978 越えられるものなら越えてみやがれ! 序章 anko0757 似非 anko0655 胴付きにしてやったぞ anko0605 売れるゆっくりを開発せよ!! プロローグ anko0604 ドスの上手い活用法 anko0581 採用通知? anko0562 投稿しよう 転・結 anko0530 投稿しよう 起・承
https://w.atwiki.jp/debutvselder/pages/103.html
新参陣営最終応援ボーナス:229点 『豫譲』 無題5 無題6 無題7 無題8 無題9 ~ダンジョン&ダンゲロスというよりむしろWizardry~ #1 『豫譲』 一一(にのまえ・はじめ)には、意外と友人が多い。というよりも何かしらの理由 をつけては向こうからつるんで来るのだ。しかし実際のところ、それは彼の人徳に よるものばかりではなく打算と下心に裏付けられたものであった。つまり…………。 「うわあぁぁぁぁっ!?」 「きゃぁぁぁぁっ!? この、バカっ! 変態っ!」 「3ぱんつ頂きました! いやー、今日もセンセは飛ばしてますなー」 彼の行くところ、常識では有り得ない頻度で目の保養的イベントが発生するのだ。 勿論、一自身は被害者の女子から肉体的制裁及び白い目で見られる。だが、周囲の 目撃者にまでその累が及ぶ事はない。 要するに、ノーリスクでの役得というやつだ。そのくせ、目撃者にメリットの無い 一一だけの接触イベントがあったりすると、 「俺の稲荷山さんから離れろ!」 「もげろ!」 「爆発しろ!」 「焼きそばパン買ってこい!」 などと、罵倒の嵐が飛ぶのだ。 かようにして、幸か不幸かはさておいて一一の周囲で猥雑な喧騒が発生するのは 日常茶飯事であった。 「ふぅ………………」 昼休みの教室、自席で深い溜息をつく一。これが育ちの良さそうな────── 事実その通りだが──────夢追中(ゆめさこ かなめ)や、儚げな振る舞いの 虚居まほろ(うつろい・まほろ)ならば、絵になったかもしれない。だが、残念ながら 美少女ならぬただの少年ではいまいち格好が付かない。 沈んだ様子の一に、なんだかんだ言ってそれなりに心配しているのか何人かが声を 掛けて元気づける。 「どした一よ? さっき阿野次さんを向こうで見たから、突撃してきてくれよ?」 「小遣い日前で金欠か? なんなら貸してやるよ、トイチで?」 「焼きそばパン買ってこい?」 「それ、激励じゃないよね!? むしろ一番最後関係ないよね!?」 わらわら、と激励という名の冷やかしに集まってきたクラスメイトをしっしっ、と 追い払う。不平不満を零しながら去ってゆく悪友たちを見送ると、もう一度深い溜息 を一つ。机の上に突っ伏した。 「ふぅ………………」 「どないしたんや? 賢者タイムか?」 「教室でそれはないから! っていうか、女の子がそんなこと言わない!」 がばちょ、と起き上がって声の主に指を突きつける。 「なんやのん、いつもえろいことしとるくせに変なトコだけ倫理的やなぁ……」 呆れ顔で腕組みしつつ答えたのは朱音多々喜(あかね・たたき)。その姿を認める と、一は弁明を口にした。 「あのね、言っておくけどあれは別にわざとやってるわけじゃなくてね……」 「もっとツンデレっぽく」 「か、勘違いしないでよねっ! 別にわざとやってるわけじゃないんだからねっ ……って、何をやらせるの!?」 「いまいちのノリツッコミやなぁ、62点」 朱音はお笑いには厳しい。 「まぁ、ジブンの魔人能力が制御でけへん、ゆうのは知っとるけどなぁ……」 「…………(知ってるならなぜ……)」 口答えしても詮なし。関西女に口論で勝てる人種は地球上には存在しないのだ。 それを身に沁みて知っている一はそれ以上口には出さなかった。 「まぁ、それはそれとして、や。何を落ち込んどんのや?」 気安い口調でグイグイと踏み込んでくる。それを厚かましいと取るか世話焼きと 取るかは微妙な線だろう。結局、一は答えることにする。 「明日は…………覇竜魔牙曇(ハルマゲドン)、だよね」 「あぁ…………なんや、ひょっとして怖気付いとんのか?」 魔人同士の抗争は言うまでもなく生命の保証は出来ない。刹那に生き、自らの能力 を発揮する事を無上の喜びとする者が多いとはいえ、皆が皆、生命を粗末にしている 訳ではない。実際、その能力とは裏腹に一は少し気の弱いところがあることを朱音も 知っていた。 「いや、そうじゃなくて…………まぁ、怖いのは事実だけど……」 「もっと武士っぽく」 「別に仔細なし。胸すわって進むなり! ……って、何をやらせるの!?」 「天丼はお笑いの基本や。けど48点」 平然とした顔で冷酷な評価を下す。 「ほれ、脱線せんと続きは?」 「(そっちが脱線させたのに……)…………心配なんだよ、うまくやれるかどうか」 何度目かの溜息をつきながら、不安を吐き出す。自らの能力は、うまく作用すれば 戦況を有利に傾けられる。だが非常に限定的であり、身体能力も打たれ強い方なのは 確かだが、それ以外に誇れるところは無い。そんな自分が果たして役に立つのか……。 「アホか!!」 衝撃が走った。少し遅れて、破裂音。 「そして、アホか!!」 二度目の衝撃、今度は反対側から。音の壁を超えたハリセンの一撃に、一は頭を くらくらとさせた。 「え!? なんで二回も突っ込まれたの!?」 「サービスや。なんや、ジブン、そんな事で悩んどったんか……ホンマ、アホやなぁ」 何事もなかったかのようにハリセンをしまうと、朱音はきっぱりと断言する。 「魔人同士の戦いなんて、出たとこ勝負や! 何がどう転ぶか分からんし、やる前 からくよくよ悩むんはアホのすることやで?」 「で、でも…………」 「デモもストもあらへん!」 なおも言い募ろうとする一に、朱音はぴしゃりと言い放つ。 「しゃきっとせいや! うちは結構、ジブンのこと気に入っとるんやで?」 「えっ…………?」 思ってもみない言葉。思わずその顔を見つめる。 「お約束の王道イベントにリアクション芸……まぁまぁノリツッコミもいけるみたい やしな。何より、結構タフやし! うちがおもっくそツッコんでも無事やっちゅう のはポイント高いで!」 「えーっと、それって、戦力として、じゃなくて……」 「勿論、相方としてや! 魔人の相手は魔人しか務まらんからな!」 うんうん、と眼を閉じて一人納得したように頷く朱音。その様子を見て一はまたもや 溜息を洩らす。先程までとは少し違う種類の嘆息。 「…………ま、いっか……」 士は己を知る者の為に死す。それもまた、悪くない。 <了> TIPS ※豫譲…………よじょう。中国春秋期晋の士。司馬遷『史記』の刺客列伝に登場する。 ※ジブン………「あなた」を意味する関西弁での二人称。軍隊等で「私」を意味する 一人称になる場合もあり、ややこしい。 ※天丼…………同じギャグ、お笑い手法を繰り返すお笑い用語。天丼の海老が二本 載っている事が由来と言われる。 ※相方…………漫才のパートナー。転じて、恋人を指す場合もある。 無題5 「ふう……」 額に滲んでいた汗を拭き取る。 模擬戦をやろうと言う意見を聞いた時はどんな凄惨なことになるのかと思ったが、ともかく、何事もなく終わった。 具体的な攻撃行動といえばダビデの分身が少々削られたぐらいで、俺はと言えば壁の後ろで準備運動をしていただけに過ぎない。 だが、……温かったとは、思えなかった。 なまじ相手のことを知ってしまっている分、応援と待ち人による『移動力コンボ』の脅威は、さながら結界のようだ。 一マスに集っていく彼らは、さながらライフルに装填されていく弾丸のよう。 一瞬でも判断を誤れば殺される。 これがハルマゲドン。 ――もっとも、それでも動きはしなかったので、疲労自体は無い。ダンゲロス当日前に模擬戦で力を使い果たすという最悪の事態は免れた。 ……ただ、まあ。 相手側チームの方は、いろいろとあったようだが…… 浦「なあオイ……俺ァ味方に殴られっぱなしで疼いてんだよコラ……何でもいいからブチ殺させろ……T・N・エ――」 梨咲「駄目ーーーっ! 死のうなんて思っちゃ駄目です! 死ぬまで生きて! たとえ死んでも、死ぬだなんて言わないで」 浦「ぐっ……テッメ……!」 いかにも不良然とした男が、目の前に立ち塞がる幽霊相手に悔しそうに睨み付けている。 幽霊少女、梨咲みれんは、どうやら彼に対してかなり優位な位置にいるようだった。 梨「悩みがあるなら相談して。わたし、ファッション自殺したこと、本当に後悔してるの……! わたし……あ、あんまり綺麗な身体はしてないけど、死のうとしてる人のためなら、膝でも胸でも貸してあげるよ!」 浦「るっせえよ知らねえよ! テメエはカウンセラーか! つーかなテメエ、何で幽霊のくせにンな耐久あんだ畜生!」 武論斗さん「守ろうとするのではなく守ってしまうのがナイト オモテ、お前調子ぶっこきすぎた結果だよ?」 浦「俺の名前は浦だ! テメエまで入ってくるんじゃねえ武論斗! 話がややこしくなるだろうが!」 さんを付けろよデコ助野郎。 梨「武論斗さん。あの、わたしナイトじゃなくて幽霊なんだけど……」 武論斗さん「お前は馬鹿すぐる。どうやって幽霊がナイトになれないって証拠だよ? 耐久が紙→すぐに死ぬ→心が狭く顔にまででてくる→ヒキョウな忍者 じゅうじゅつした耐久→メイン盾→心が豊かなので性格も良い→謙虚なナイト 圧倒的な生命維持能力を保持するナイトと幽霊の組み合わせは獣使いじゃないにに巣も他の者をを魅了するほど 何度も見つめられ耐久を世に広めることでリアル世界よりも充実した浮遊霊生活が認可される」 どうやら武論斗さんは、模擬戦で自分と同等の働きをしたみれんを認め初めたらしい。 浦「テメエはまずは日本語を喋りやがれ!」 武論斗さん「なのでシレンお前ハルマんゲどンのときは本気出していいぞ」 梨「やっと許しが出たか! 封印が解けられた!」 浦「伝染しやがったっ!?」 何やら楽しいことになっているようだった。 無題6 ここは新参陣営総本部。 来る覇竜魔牙曇に向けて、古参共をギッタギタにせんと新参たちが集う場所。 連日、深夜にまで及ぶ作戦会議を行い、必勝の作戦を見出そうと、常に緊迫した空気が漂っている…… かと言えばそんなこともなく、元々が自分勝手でマイペースな魔人達、決闘の日を前にしても、それぞれがおもいおもいにくつろいで過ごしている。 「なあ、夢追厨」 「はい、なんでしょう?一応言っておきますと私の名前はユメオイチュウじゃなくてユメサコカナメですが」 「多分、夢追さんの想像しているのと漢字が違うと思うよ」 パイプ椅子を乱雑に並べ、そこに腰掛けて軽口を叩き合っているのは審刃津、夢追、己木樹来の3名。 「ええと、それで何の話でしたっけ?」 「ああ、前から思ってたんだけど、お前の苗字って珍しいよな」 「あ、それ私も思ってた。夢を追うってかいてユメサコって、ちょっと不思議よねーって。ぴったりの名前だと思うけど」 どうやら彼らは夢追の苗字について話をしている様子であった。 自分の苗字について訊かれた夢追は、喜色満面といった様相で応えた。 「よくぞ訊いてくれました!実はこの苗字、というか名前もですが、自分で考えてつけたものなんですよ!」 それを聞いて驚く2名。 「え!?夢追ってあだ名だったのか?」 「あれ?でも出席簿にも夢追って書かれてなかった?」 首を捻る二人を前に、嬉しそうに言葉を続ける夢追。 「それがですね、自分で考えた名前ではありますが、これで本名なんです。夢を追うと書いてユメサコも、中と書いてカナメも、役所に申請して本名として登録してもらったんですよ」 ああー、と納得する審刃津。 あれっ?とさらに首を捻る己木樹来。 「え?苗字って自分で勝手に変えられるものなの?なんか自分の名前を変えたって話は聞いたことあるけど苗字変えたって聞いたこと無いけど」 いぶかしがる己木樹来に、審刃津が説明を始めた。 「いや、苗字も変えることができるよ。えーっと確か戸籍法の第107条だったかな。まあ、やむをえない理由があったらとかって条件付きだったと思うけど」 「おお!良く知ってますね!さすが審刃津くん」 「へー、そんな法律があるんだー」 「でも結構条件厳しかった気がするけど、よく好き勝手に代えられたもんだな」 「いやー、そこはなんといいますか……お恥ずかしながら、ちょっとしたコネを使いまして……」 「あー、夢追さんっていいとこのお嬢様だったっけ」 「ところで己木樹来も将来福祉の仕事に就こうって考えてるんなら法律の勉強して損はないんじゃないか?何なら本とか貸してやるぞ」 「えー!?審刃津君の使ってる本なんていきなり読んでも理解できる気がしないよー」 仲良くどうでもよいようなことで盛り上がる三人。 しかし、そこにひとつの影が忍び寄っていた。 その影は夢追の背後に近づくと、手にした得物を振りかぶり、思い切り夢追の後頭部に振り下ろした。 「えーかげんに突っ込まんかい!」スパァン 三人と同じ新参陣営の一人、朱音であった。 彼女は突如後頭部をはたかれてきょとんとしている夢追に自分の持つハリセンを突きつけると、勢いよくまくし立てた。 「あんなぁ、ふたりがあんだけ前フリしとるっつーのに何やっとんの?はよ突っ込めや!」 「ええぇ!?な、なんのことですか?」 「ほんまに頼むで。大体なー……」 突如始まった朱音の説教に、訳も分からず、それでも素直に聞き続ける夢追と、一体何がおこったのかとそんな二人のやり取りを脇で眺める審刃津と己木樹来。 結局、朱音のお笑い学講義はその後1時間に及び、講義後半では向き合いながら突っ込み時に繰り出す手の動きの練習を仲良く続ける女子2名の姿が目撃されたという。 「……あなた達二人の苗字の方がよっぽど変わっているじゃない」 新参陣営総本部の片隅でぼそりとつぶやいた虚居まほろの言葉は誰の耳に留まることもなかった……。 無題7 蝦夷威もとじは幽霊を信じない。信じないのだが―― 「梨咲 みれん、幽霊やってます!」 ――まさに彼の否定する幽霊そのものがクラスメイトだった。 自己紹介のホームルームが終わった休み時間。もとじは自然に自分の席にゆらゆらと座る(?)みれんに話しかけていた。 「お前、本当に幽霊なのか?」 「はい、そうですよ!」 屈託のない笑顔で答えるみれん。その笑顔からは後ろの席が透けて見えている。 「っつーことは自分がどう死んだとかも覚えてんのか」 「はい、やっぱり……そうですね」 みれんの表情がわずかに曇る。よほど思い出したくない過去なのだろう。しかし、もとじはそうは考えない。 (こいつ……自分の死に方を覚えていない?違う、知らないんだ。なぜならまだ死んでいないから!) 「いや、言いたくねぇならいいんだ。悪いな、嫌なこと思い出させちまって」 (魔人能力とは自分の認識を他人に強制的に認識させるということ、つまりこいつの能力は自分を幽霊のようにする能力だ!) やっぱり幽霊なんか居ねぇんだ、魔人能力ならノーカンだもんな。と勝手に納得をしたもとじは優しく微笑み、 「これからよろしくな、みれん」 と、手を差し伸べた。その行動を幽霊でも怖がらずに接してくれるなんて……もとじ君はいい人です!と曲解したみれんも、 「はい、よろしくお願いします!」 と応えた。ここに、幽霊を信じない少年と幽霊な少女のどこかズレた友情が成立したのだった。 「幽霊を信じひんのに幽霊と友情は育むんかい!」 そして、教室にスパァン!と小気味のいい音が響いた。 無題8 「さて、推理を始めましょう!」 綺麗に結われた三つ編みを揺らし、紫野縁が振り返った。黒板には“梨咲みれん殺人事件”と書かれている。 「僕の推理では容疑者は朱音多々喜さん、伊丹護さん、左高速右さんの三人です」 「ちゃうちゃう、ウチやってへんて!」「いわれのない罪で疑われて心が痛い!しかし、その痛みすら愛おしい……」 名指しで容疑者にされてしまった三人から抗議の声が上がった。 「フンッ!ハァッ!フンッ!ハァッ!フンッ!ハァッ!フンッ!ハァッ!」 訂正、教室内で反復横跳びを繰り返す左高速右を除いた二人から抗議の声が上がった。 「まず朱音多々喜さん。貴女はいつもいつでも誰よりも何よりもツッコミを優先するそうですね。魔人能力によりツッコまれた相手は爆発して吹っ飛ぶ……これは一般人にしてみればボケ=死となってしまいますね」 「んなアホな!ウチちゃんと加減しとるもん!」 ハリセンを片手に多々喜が立ち上がる。それを制し、 「ですから、まだ犯人と決まったわけではありませんよ」 と縁。 次に伊丹護さんですが、と護の方を向く。 「痛みこそ素晴らしい、痛みこそ真理、それが貴方の考えでしたね」 「そう、私の信条は苦痛の苦痛による苦痛のための苦痛。すなわちペイン・オブ・ペイン!その快感を皆様に知っていただきたいのです」 「そして彼の魔人能力は自らの受けた痛みを他人と共有する、という能力……魔人である彼が快楽を感じることのできる程の痛みはやはり、一般人にしてみればショック死は確実でしょう」 縁が勢いよく護を指さす。 「そう、この事件は痛みの素晴らしさをを伝えたい彼なりの自己紹介だったのです!」 「では、これで僕の推理は終了です。犯人役の伊丹護さん、被害者役の梨咲みれんさん、そして虚居まほろさん。ご協力ありがとうございました」 縁が恭しく礼をした。 「おおおおおおおおおおおお!!!」「すげええええええ!!!」 教室中から賞賛の声と拍手が湧き上がる。自己紹介の後、縁が一芸披露としてまほろが考えた架空の事件を推理していたのだった。 「左高はなんで容疑者だったんだ?」 そんなクラスメイトの質問に答える縁。 「彼は自己紹介も忘れてずっと反復横跳びをしていたので人が近づいて来ても気付かず当たっちゃうかなー、なんて。あの速さは少し殺人的ですから」 無題9 覇竜魔牙曇開幕が迫る、ある日の新参部室。 褐色肌の少年、審刃津 志武那は何やら紙と睨めっこしていた。 時折唸りながらペンを走らせる志武那に、背後から少女が声をかける。 「審刃津君、何悩んでるの?」 「あぁ、きつね嬢か。……いや、きつね君と呼ぶべきかな」 どっちでもいいよと答えるきつねに、志武那は手元にあった紙を見せる。 「来たる覇竜魔牙曇に向けたチーム編成をどうするかと思ってな」 「そっか。今回は戦場が2つになるもんね」 「どちらかだけでも勝てばいい……というものではない。やるならどちらも勝利を得ねば、な」 だからこそ、編成に頭を悩ませることになる。 「うーむ……壁となりうるは俺やきつね嬢を含めて8人か9人といったところか。壁は均等に分けるべきか、それとも……」 「あ、ボクはのもじちゃんとは別のチームがいいかもしれないなぁ」 「ふむ、だろうな」 あれはどうだ、これはどうだと相談を進める2人。 志武那1人で考えている時より今の方がすらすらと考えが浮かぶのは、きつねの類稀なるコミュ力から繰り出される数々の言葉が、志武那の思考を刺激するからだろう。 「できればもっと多くの意見を聞きたいところだが」 ある程度固まったところで、志武那がペンを置いて編成案を見直す。 その時、教室の扉が開いた。 「きつねちゃんここにいた!」 「ん? 貴生嬢か」 「ボクに何か用?」 教室に現れたのは己木樹来貴生。読書が好きな大人しい少女だ。 彼女はきつねの手を取ると、教室の外に連れて行こうと引っ張る。 「ちょっと来てほしいの!」 「え、なになに、どうしたの?」 「喧嘩してる人たちの仲裁を頼みたいの!」 言ってから、しまったといった感じで自分の口を押さえる貴生。 恐る恐る志武那の方を振り返れば、彼はちょうど懐から天秤を取り出しながら立ち上がるところであった。 「よし、案内してもらおう」 「あー……」 悔やんでも後の祭り。貴生にとって重要なのはきつねを迅速に連れていくことであり、志武那を止めるのに手間取ってる場合ではない。 仕方なく、志武那も連れて喧嘩の場所に移動するのであった。 喧嘩の現場となっているのは廊下だ。 喧嘩をしているのは緑風 佐座と蝦夷威もとじの2人で、周囲の人間は遠巻きに様子を眺めていた。 どういう理由で喧嘩しているのかというと、 「幽霊はいる!」 「何言ってやがる。いるわけねぇだろ!」 という、幽霊論争であった。 佐座が2人の間でおろおろした様子で右往左往している梨咲 みれんを指差して言う。 「大体、目の前に幽霊いるじゃねぇか!」 「いや! こいつは幽霊じゃない! 幽霊だと信じてる魔人だ! その認識を皆に押し付けてるだけだ!」 「んなもん通るか!」 「自称一般人のお前には言われたくないよ!?」 今はまだ口喧嘩で済んでいるが、いつ手が出てもおかしくないぐらいヒートアップしている。 魔人同士の喧嘩は大抵ろくなことにならない。野次馬達は巻き込まれるのはごめんだとその場を離れていく。 そこに、志武那ときつねを連れた貴生がやってきた。ここに来るまでに喧嘩の経緯などは大体話してある。 到着して真っ先に動いたのはきつねだ。佐座ともとじの間に割ってはいると、今にも泣き出しそうなみれんを抱きしめる。 「2人とも何やってるの!」 「お、おぅ……寅貝か。いや、お前には関係ないっていうか……」 「言い訳しない! しっこくハウスかしっこくの森へ連れていくよ?」 「身の程知ってるんで、それだけはやめてください」 佐座ももとじもきつねには中々強く言うことができない。 殆どの一年生達の親友ポジションを確立しているきつねは仲裁役にはぴったりだ。だからこそ貴生はきつねを連れてきたのだろう。 きつねに怒られてしょんぼりする佐座ともとじ。2人とも喧嘩を続けようという気概は無かった。 それを見て2人とも反省したと判断したのか、きつねはある提案をする。 「よーし、それじゃあ仲直りの証として、一緒に遊びに行こっか?」 きつねの提案に、その場にいた者達が皆頷く。これにて一件落着――だったらよかったのだが。 「あぁ、待て。こんな場所で喧嘩して皆に迷惑をかけたんだ。……誰が悪いかぐらいははっきりさせないとな?」 空気の読めない男、審刃津 志武那。彼が天秤を手に佐座ともとじの前に立つのを見て、貴生は顔を手で覆う。 「……だから連れてきたくなかったんだけど」 貴生の呟きを全く意に介することなく、志武那はつらつらと裁きの準備を始める。 「幽霊がいるかどうかが原因の喧嘩か。佐座君はいると主張し、もとじ君はいないと主張した為に対立した、と。――結論から言ってしまえば、もとじ君が悪いな」 「はぁ!? なんで!?」 「決まってる。幽霊はいるからだ」 志武那の視線が裁かれている2人からみれんへと移る。 「幽霊は実際にいるのに、無駄な騒ぎを起こしたもとじ君が悪い」 「それはお前が幽霊を信じてるからだろ! そんな主観まみれの裁き受け入れられるかよ!?」 もとじの指摘に、しかし志武那はうろたえることなくむしろ笑みを見せながら口を開く。 「裁きってのは、主観まみれで不公平なものだよ?」 何も載ってない筈の天秤が――傾く。 そう、それが彼が魔人能力で裁きを始めるという証であり――。 「って、自分が死ぬような能力を軽々しく使うなやー!!」 「ぷろぁ!?」 天秤が完全に傾く前に、超速のハリセンが志武那の顔面に叩き込まれた。 ハリセンの主は朱音 多々喜。喧嘩を嫌う彼女のことだから、恐らく騒ぎを聞きつけて駆けつけたのだろう。 「うわー……多々喜ちゃん、便利だなー……」 叩かれた衝撃で吹っ飛び、壁に叩きつけられた志武那の前に多々喜が仁王立ちをする。 「一般人相手やったら何も問題なく使えたかもしれんけどな、相手が魔人だってこと忘れて使って、そのせいで死ぬってアホちゃうか!?」 「多々喜ちゃん、多々喜ちゃん」 「何や?」 「審刃津君、聞いてない」 頭を打ったせいか。志武那は気を失っていた。 それから数時間後。 志武那が目覚めて最初に目に入ったものは、白い天井だった。 「……保健室か」 窓からは夕陽が差し込んでいる。殆どの生徒は家に帰ってる頃だろう。 上半身だけ起こしてベッドの周りを見てみると、教室に置いてた筈の彼の鞄などが置かれていた。仲間達が持ってきてくれたのだろう。 志武那は意識がはっきりしていることを確認すると、ベッドから降りる。このままここに居ても仕方がないので帰宅するつもりだ。 ハンガーにかけられた学ランに腕を通す。その時、ようやく自分以外の誰かが保健室にいることに気づいた。 保健室の隅で、椅子に座って本を読んでいる少女。今にも消えてしまいそうな儚い印象を持つ彼女は、 「まほろ嬢か。……三年などに襲撃されないよう見張ってくれてた、のかな?」 「……」 返事は無い。だがその事に関しては志武那も特に気にしていなかった。 虚居まほろが誰かと会話しているところなんて見たことなかったし、志武那自身も会話した記憶があるかどうか怪しい。 だから彼女はそういう人物なのだろうと認識している。 「……裁き……ド正義卓也……」 「えっ?」 故に、まほろが口を開いたのは志武那にとっては予想外のことであった。尤も、話しかけてきたというには微妙だが。 「ド正義卓也……伝説の生徒会長か。今は何をしてるんだっけか」 志武那はド正義に会ったことはない。だから知っているのは伝聞で得た情報だけだ。 「確か彼の能力は……超高潔速攻裁判、だったか?」 簡単に言ってしまえば、ルールを破った者に裁判の過程を飛ばして罰を与える能力だ。 彼はその能力で荒れ果てた希望崎学園の治安を取り戻し、それ故に伝説の生徒会長と呼ばれていた。 「無条件で罰を与えるとはいかないとはいえ……中々傲慢な裁きだよな。たった1人の判断で死刑すら与えることができるんだから」 「……あなたほどではないと思う……」 「ははっ、違いない」 志武那の裁きでは、証拠すら必要ない。ただAとB、どちらが悪かを本人が判断して罰を与えるだけ。 その気になれば、その人物が「存在した場合」「存在しなかった場合」どちらが悪かで裁きを与えることすらできる。 ド正義の裁きは正義の為の裁きかもしれないが、志武那の場合はただ「悪を殺す為」だけの裁きなのだ。 「ま、俺の裁きだけじゃなく。裁きなんてのは不公平なものだ」 「……」 「俺は皆にそれを知ってほしい。……不公平な裁きが無くなるには、まず不公平だということを皆が知らないと始まらないからな」 「……」 制服を着終えた志武那が鞄を手に取る。 「っと、すまんな。つまらない話を聞かせてもらった。……俺は帰るが、まほろ嬢は?」 「……」 志武那の問いに答えることなく、まほろは本に目を落としたまま。 ある意味予想通りの反応で、志武那は苦笑する。 「そうか。日が完全に落ちる前に帰った方がいいぞ」 一応忠告してから志武那は保健室を出て、帰途についたのであった。 日が完全に落ちた保健室。 そこには誰もいなかった。夕陽に溶けて消えてしまったかのように。 ~ダンジョン&ダンゲロスというよりむしろWizardry~ #1 それは希望崎学園校長江田島平八郎忠勝による覇竜魔牙曇の宣言が行われる少し前のこと。 希望崎学園報道部の1年、夢追中(ゆめさこ かなめ)は、学内の地下に広がる迷宮の中にいた。 希望崎学園の地下には広大な迷宮が存在しており、そこは冒険好きの学園生達に長く愛され続けている場所である。 かつて第一次ダンジョン探検ブームと呼ばれる一大ムーブメントが巻き起こって以来7年、多くの魔人もとい暇人達がこの迷宮を探索するようになっていた。 好奇心だけは人一倍という夢追もそうした魔人のうちの1人であり、溢れる冒険者魂に突き動かされ、迷宮探索にやってきたのだ。 「ううーん、思ったよりも厳しいなぁ……」 地下迷宮の、やけに整った通路に夢追の声が反響して消える。 とりあえず灯りや食料などを詰め込んだバックパック40kgを担いできているので1週間は探検できるだろう、 そう思っていた夢追であったが、今では認識が甘かったと痛感している。 迷路のような構造によって迷わされるだけならばまだしも、襲い掛かってくるモンスター達が予想以上に手強いのだ。 瞬発力と足の速さには自信があるから、いざとなれば脇目も振らず逃げればよい、 不意に襲って来るモンスター相手にも先制カウンターで蹴りを叩き込めばなんとか凌げるだろう、 夢追はそう考えていた。 事実、今のところはその考えを実践し、無事に迷宮探索を進めている。 しかし、いつまでも先制カウンターを叩き込めるよう集中し続けるわけにもいかない。 体力か精神力か、どちらにせよ、遠からず底を尽きるのは明白であった。 ここは1人で訪れるべき場所ではなかった――つまりはそういうことである。 「やっぱり誰かと一緒に来ればよかったなぁ……」 苔が一面に生えているのか、湿った緑色の壁面が、手持ちの灯りに照らされている。 そこを時々走る、見たこともない白色のトカゲを眺めながら、夢追は自分が組むべきであったパーティについて考える。 夢追が普段仲良くしている親友は生憎と地中や狭い場所が苦手であったため、地上で夢追の帰りを待っている。 また、学外であれば病気持ちである夢追の身を案じて、常時SPが近くに待機しているが、学内には同行していない。 学園に転入してから新しく出来た友人を誘えばよかったのだが、報道部室で迷宮探索の荷造りを始めたらどうしようもなくテンションが上がってしまい、 荷造りが終わるや、誰かに声を掛けることも忘れて地下迷宮へ突入してしまったのだ。 ふいに夢追の目が迷宮内の闇に紛れた人影を捉えた。 人影といってもこの迷宮には人型の怪物が多く存在するため、まったく油断ならない。 むしろ、うっかりモンスターと間違えて、同じように迷宮探索をしている学園生を攻撃してしまわないように注意しなければならないため、 うかつに手を出せない分、厄介である。 ――薬草かと思って拾った大根が迷宮探索をしていた学園生だったなどという稀有な事例もあったがここでは割愛する―― 慎重に人影のほうへ近づいて様子を窺った夢追であったが、その正体を見極めてほっと息をついた。 「ああ!虚居ちゃん!」 そこにいたのは夢追のよく知る人物、希望崎学園1年、虚居(うつろい)まほろであった。 顔見知りの存在に安堵した夢追は、虚居の元に向かった。 「やっぱり虚居ちゃんも探検?」 まるで迷宮の闇に同化するかのように佇んでいた虚居は、声を掛けた夢追の顔をちらりと眺め、無言でうなずく。 虚居の手にはいつもの本ではなく、方眼紙と鉛筆が握られている。恐らく迷宮のマッピングをしているのだろう。 その様子を見ながら、話を続ける夢追。 「いやー、私も探検に来たのはいいけどちょっと無計画すぎてね」 「……」 「心細かったから本当に良かったよ」 「……」 「あれ?そういえば虚居ちゃんも1人で探検?」 「……」 「そういえば虚居ちゃんはすっごい丈夫なんだっけ」 「……」 「灯りもなしにここを探検できるなんて凄いね」 「……」 「えーっと……」 夢追の手の中で揺れる灯りに照らされたわずかな空間。 そこに流れるそこはかとない重さの空気は、はたして地下だからかそれ以外の要因からか。 まるで進行役不在の作戦会議ラジオのような沈黙が場を支配する。 もしこの状況が放送されていたら間違いなく無言放送事故だろう。 「もしかして1人で探検していたかった?」 「……いいえ」 ひとまず一番気がかりだったことを訊ね、その答えにほっとする夢追。 迷宮探索パーティは2人になり、迷宮深部へ向かい、並んで歩を進める夢追と虚居であった。 ~ダンジョン&ダンゲロスというよりむしろWizardry~ #2 夢追は罠がないか慎重に周囲を確認しつつ進み、虚居はマッピングをしながら進む。 夢追もときどきメモ帳を手に持っては何かを書き付けているが、その内容は珍しい生き物についてなどで、あまり探検に役立つことではないようだ。 「そういえば虚居ちゃんも探検するなんて結構意外だったよ」 迷宮の扉を開け、扉の先にいきなり落とし穴などないかと確認をしながら夢追は言葉を投げかけた。 いつも教室の片隅で読書をしている虚居の姿をイメージしての発言だろう。 それに対して虚居は軽く視線を上げて夢追の顔を見つめ、再び手元のマップに視線を落としてから言葉を返した。 「……私も意外だった」 うん?と、その答えに眉根をよせて虚居のほうへ向き直る夢追に対して、虚居は言葉を続けた。 「……言葉使い」 隠し扉などないかと迷宮の壁面をぺたぺた触りつつ、ああ、とうなずく夢追。 「んー、今は記事を書くよりも探検の方が楽しいからね」 「……何それ」 「なんていうか、こう、澄ましちゃいられないぜヒャッハー!って感じなんていうのかな」 「……」 「……お、可笑しかったかな」 自分の発言で微妙に照れる夢追。 「……そんなことない」 そんな夢追の横顔を眺めつつ、虚居は言葉を返す。 その言葉を聞いて、さらにひとしきり照れた後、嬉しそうに夢追はお礼を述べた。 「えへへ、ありがとう」 そのまましばらく無言の迷宮探索は続いたが、2人が顔をあわせたばかりのときのような重苦しい雰囲気も無く、 時に罠を回避し、時に虚居に襲い掛かるモンスターを夢追が蹴散らし、時に夢追を虚居がかばい、順調に探索範囲を広げていった。 「わぁ!でっかいトカゲ!」 そんな折、目の前に現れた体長3mはあろうかというトカゲを見て夢追は感嘆の声をあげた。 近づいてみようとする夢追だったが、虚居に手を掴まれて静止した。 「……あれはコモドドラゴン」 「コモドドラゴン?って確か世界一大きなトカゲだっけ?」 「……世界一重いトカゲ……毒があるから近づかないほうがいいよ」 「へぇ、あんなに大きいのに毒まであるなんて何を主食にしてるんだろうね」 とりあえず毒があると聞いては下手に近づけないと、距離をとりながらトカゲの脇を通り抜けようとする2人であった。 しかし、そのときトカゲは予想外の行動に出た。 コモドドラゴン は 火を吹いた! 夢追中 に 5のダメージ! 虚居まほろ に 5のダメージ! 「ああぁぁっっっっつーーい!!!熱い!何コイツ火を吹いたよ!?」 「……っ!!!」 突然のブレス攻撃に大慌てで踵を返し、逃走する2人。 幸いにもトカゲは追ってこなかったようで、奇襲ブレス全滅という事態には至らなかった。 なんとか落ち着いた両者は、バックパックから治療用の道具を取り出し、火傷の応急処置を始めつつ、 先程の出来事について語り合った。 「何?コモドドラゴンって火を吹くの!?」 「……吹くわけない」 「何なのアレ!?」 「……コモドドラゴンっぽい……ドラゴン?」 「何それ!?名前にドラゴンが付いてればいいんならトンボだって火を吹くよ!?」 「……ドラゴンフライ?」 「そう!」 「……吹くかもね」 「……」 「……」 「……かもね」 ひとしきり大騒ぎをしつつ治療を終え、ひとまず撤退することを決めた2人。 「全くとんでもない目に遭ったね」 虚居と手分けして荷物をバックパックに詰めながら、夢追は言った。 その言葉を聞いた虚居は――夢追の表情をじっと見つめてから「でも嬉しそうだよ」とつぶやいた。 言われた夢追は虚居に向かって「えへへ」と笑顔をこぼし、うなずく。 「伊丹?」と言う虚居に、「違う違う痛いのが嬉しいんじゃないよ」と返す夢追。 荷物をまとめて立ち上がり、夢追は笑顔で、虚居は無表情のまま、それでも声を合わせて言った。 「「……また来ようね」」 ――これは迷宮探索が紡いだひとつの友情物語 「……あ」 「どうしたの?」 「マップ……燃えちゃった」 「えっ」 ――これは迷宮探索が紡いだひとつの友情物語……などと、この迷宮は綺麗に話を終わらせてはくれないらしい。 ~ダンジョン&ダンゲロスというよりむしろWizardry~ #3 「ここ、来た道と違うよね」 「……そうね」 「迷ったね」 「……遭難ね」 希望崎学園の地下迷宮にやってきた夢追と虚居であったが、虚居のマップが不慮の事故により失われ、現在、絶賛遭難中であった。 どこか見覚えのあるものはないかと、灯りや視線を周囲に彷徨わせる夢追を見遣り、虚居は疑問を口にした。 「……もともとどうやって帰る気だったの?」 「ええっと、寝袋持ってるからまあ1週間もあれば帰れるかなーって」 「……」 「い、いざとなったら一緒の寝袋に入る?」 「……」 「なんかほんとごめんなさい」 「……いいえ」 そんなやりとりをしながら進む2人であったが、異変が起こった。 「あれ!?」 「……っ!?」 夢追と虚居は同時に息を呑んだ。 突如として目の前の風景が豹変したのである。 たった今まで通路をあるいていたはずが、なぜか沢山の扉が並ぶ部屋の中に居るのである。 「もしかしてこれ……ワープゾーンってやつ?」 「……みたいね」 「どうしよう……凄い罠にひっかかっちゃったんじゃない?」 「……声……嬉しそうだよ」 わーこれがワープかー初体験だーなどと、緊急事態にも関わらずどこか浮かれ気味の夢追と、ため息をつく虚居。 少しして落ち着いた夢追は、周囲の扉を見渡した。沢山の扉以外にこの部屋を出るところはないらしい。 「とりあえず、どこか扉を開けないとどうしようもないよね」 「……気をつけてね」 立ち並ぶ扉のひとつを夢追が慎重に開けると、中は祭壇の置かれた部屋になっていた。 周囲に罠がないことを確認し、ゆっくりと部屋の中に入った2人は、ひとまず目の前の祭壇を見つめる。 祭壇には色とりどりの宝石が飾られ、誰が供えたのか香が焚かれている。 「お香に火が点いているってことはちょっと前まで誰か居たってことだよね」 「……多分」 「綺麗な石も供えてあるし、何か重要な祭壇なのかな?」 「……」 詳しく見てみようと夢追が祭壇に近づいた途端―― 「だめだよこんな危ない場所に興味本位で来たら!」 目の前に半透明の女性と思しき姿が現れた。 「え、あ、うん、あの、どちら様でしょうか?」 戸惑いながら目の前にいる正体不明の存在に対して、夢追はとりあえず月並みな質問した。 「私は梨咲(ありのみざき)みれん。この祭壇に祭られている幽霊よ」 「わあ!幽霊さんですか!」 「……喜んでいる場合?」 「なんか私を見てこんな反応されたの初めてな気がするけど……あなた達は探検だーなんて浮かれてやってきたこの上の学生でしょ?」 突然の幽霊との遭遇に喜ぶ夢追と冷静に突っ込む虚居、その様子に微妙に戸惑う梨咲と、なんとも奇妙な空気になったが、 それでも気を取り直した梨咲がこの場所の歴史について語りだした。 「――そういう訳で、私はここで無駄死しようとしている人達を止めようとスタンバイしていたの」 「そうだったんですか……もしかして昔からずっとここに居るんですか?」 「ずっとってわけじゃないかな。営業時間は午前9 00~午後3 00までだから、それ以外は上の学園内をうろついてるよ」 「……営業時間?」 「へー!じゃあ実は放課後に校内ですれ違ったりとかしてたかもしれないですね!」 「そうかもね。特に最近は上の学園も物騒な感じだから、こっちよりも上の方で死にそうな人を止めたほうがいいかと思っているくらいで、結構見回っているから」 「ああ、確かに古参と新参の確執が酷くなってますからね。あ!それじゃあもし何かあったときに手助けしてもらえませんか?」 「あなたも争いを止めたいと思ってるの?」 「そりゃあ……友人が沢山死んじゃったら寂しいですからね」 「そうね……じゃあ何かあったら教えて。私に出来ることなら頑張ってみるから」 「ありがとうございます!」 「……いいの?」 こうして地下迷宮にて新たな仲間を得た夢追と虚居は、梨咲の知人だという背の低い人物の助けで地上に送り届けてもらい、今回の迷宮探索を無事に終えた。 その日の夜。夢追の家にて。夢追とその親友が語らっている。 「『真夏の熱帯夜に心温まる怪談を』なんてね」 「新しい新聞?」 「そう。素晴らしい出会いの記録を書いてるの」 「そういえば探検から帰ってきて、ずっと機嫌が良いね。何か凄いことがあったの?」 「うん!虚居まほろちゃんと初体験しちゃった!」 「えっ」 はっぴーえんど
https://w.atwiki.jp/omomi/pages/17.html
問題のSS http //minus-k.com/nejitsu/loader/up272170.jpg 本人が最初からやる気だったという証拠 http //i.imgur.com/e4ceb4v.jpg ↓ 以下誰かによって消されました消さないでください ↓ 傷のなめあい https //twitter.com/Random_Ryu/status/402388264666931200 MPKを認める発言(本人によってなぜか削除されました) http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1608672/blog/507139/ 今村が今回のハラスメントを行ったと知りながらも黙認、擁護しているバハ固定の方々 SS http //minus-k.com/nejitsu/loader/up272181.jpg Jaco Planck FC Pinabata http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1621475/ Frandle Scarlet FC Kizuna Break http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1608601/ Imon Ge FC Kizuna Break http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1850210/ Weekend Shuffle FC Aegis of the Legion http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1632580/ Nuko Wapa FC YukiguniMaitake http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1583344/ Jura Neo FC Guilty Prison 【バハ鯖へ移転、Crysis Neo に改名後FC Raison Detreeに所属】 http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/2503370/ Newsankin Cool http //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1668240/
https://w.atwiki.jp/negiko/pages/158.html
☆『秘密の時間』☆『美空誕生日おめでとう』☆『明日太の同窓会』 『味濃いのって舌変にするから程々にしようぜ 辛味は胃にも悪いから特にね』 ☆『超♂×葉加瀬』☆『辻♂×刹那♂』
https://w.atwiki.jp/vipaion/pages/17.html
キャラメイクでかわいいのできたら貼れば良いじゃん
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/75.html
533. ひゅうが 2011/11/04(金) 19 44 52 ネタSS――南極の奇跡〜スコット隊〜 ――西暦1912年2月15日 南極 ロバート・スコット英国海軍中佐は、失望に満ちた帰途が絶望に変わっていくのに耐えていた。 昨年12月15日、南極点から発信された長距離無電は彼らも受信しており、ノルウェーのロアール・アムンセンと日本の白瀬矗が南極点にほぼ同時に到達したことを知った。 すがる思いで向かった極点にたっていたのは、支えあうように立つスカンジナビア十字と太陽の旗。 幸いにも食糧その他の物資が後から来る者のために残されていたのだが、それでも頼みの綱であった雪上車を失っていたスコット隊にとってはギリギリ帰還できるレベルだった食糧の残りに少しだけ余裕を与えることができただけだった。 日本の理化学研究所が作り出し、千島列島やカムチャッカ探検で壊血病0という快挙を成し遂げたビタミン剤を持ってきていたこともあり、壊血病という悪夢を味わうことはなかった。 だが、それでも少なくなりゆく食糧と、凍傷の進行で足取りは重くなる。 折悪く、猛吹雪に巻き込まれた彼らは、のちに大和海と呼ばれることになる棚氷の上に設けた防寒小屋の中で立ち往生を余儀なくされていた。 「中佐・・・残念ながら気圧計は嵐を指したままです。」 ひどい凍傷にかかっている隊員のエヴァンズが息もたえだえに言った。 「私は・・・もう無理かもしれませんね。」 「何をいうんだエヴァンズ。いくら3番手となったとはいっても、我々にはこれ――」 スコットは、震える手で室内で分類作業を行っている岩石を指した。 「この、貴重な標本類を持って帰る栄誉がある。ほら。この化石を見たらみんな驚くぞ。氷の大陸が太古の昔にはシダ植物が生えるほど温暖だった頃があると分かったんだから。」 エヴァンズは笑った。 彼らがこの南極大陸に閉じ込められてもう2カ月。 その間も彼らがサンプル作業採取を続けていたのは、彼ら自身が半ば脱出をあきらめていたからだと知っていたからだ。 そして、次の瞬間エヴァンズは床に崩れ落ちる。 「エヴァンズ・・・エヴァンズ!」 スコットは脈をはかった。 止まっている。 「エヴァンズ!死なせはしないぞ。エヴァンズ!」 「中佐。もう・・・」 「いや。私は約束したんだ。みんなで生きて帰ると。確かに探検家としては我々はうかつだったのかもしれない。馬は衰弱死し、電気雪上車は凍りついた。だが曲がりなりにも我々は南極点に立ち、はじめて南極内陸の学術調査を行ったんだ。その成果は持って帰る。みんなで持って帰るんだ!」 スコットは、日露戦争以来英国でも一般化している人口呼吸と心臓マッサージを続けた。 「神よ!我々に力を!」 スコットが叫んだ瞬間。小屋を光が照らしだした。 ――ロバート・スコット中佐は、1948年に81歳で没する。 彼の名を高めたのは、日本の白瀬隊も加わり行われた南極大陸の地質学的調査であった。合計200キロあまりにも及ぶサンプルと、雪の上で大量に見つけられた隕石類は南極大陸の知見の拡大に大きな功績を残している。 とりわけ、大和海から日本隊とノルウェー隊の予備隊も含め行われた史上初の南極大陸における救助活動の間もひとりの死者も出さずに吹雪の中でも耐え抜いた勇気は称賛されるに値するだろう。 晩年に至るも、日本隊の白瀬隊長と南極観測隊総指揮官であった郡司成忠大佐らとの親交は続き、その関係で郡司大佐の親族に当たる幸田露伴とも対談している。 なお、エベレスト登頂と同様に「日本製の製品を英国の誇りから拒否する」という決断を下した当時の後方支援者たちを舌鋒鋭く批判し、メイドインジャパン製品を晩年まで愛用していたという。 534. ひゅうが 2011/11/04(金) 19 51 09 【あとがき】 本作ではアムンゼン隊とほぼ同時に白瀬隊は到達に成功しています。 史実では千島探検を巡る確執で探検をだいなしにした白瀬中尉ですが、本作では郡司大佐の「中の人」の尽力と、理研が史実よりも数十年早くビタミン剤精製に成功していたこと、そして夢幻会(たぶんまだまともだった頃w)の暗躍で快挙を成し遂げていました。 余談ですが、白瀬中尉やアムンゼン隊長相手に救出を力説した郡司大佐は山岳や局地における救助活動に尽力。 晩年には間宮林蔵が残した樺太北端の日本の碑などを再発見するなど北方に日本人の目を向けることに力を注いだということで。 あと幸田露伴が郡司大佐の親族というのは史実です。白瀬中尉との仲が決定的に崩壊していないため、彼らの活動も史実以上に文章を通じて国民に知らされることでしょう。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17729.html
1 ※ネタばれ?・メタあり 2012/05/10 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336581712/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る けいおんを見たければ豊郷小学校に行こう! -- (名無しさん) 2014-09-26 08 44 53 僕はまだSSを読み続けるよ。 そして、けいおんよ、永遠なれ! -- (とある輝夜の百合ノート) 2014-09-25 23 14 26 まぁその中でもこれはというのはちょこちょこあると思うので、見続けたいと思います。 -- (名無しさん) 2014-09-23 01 03 40 今はけいおんが好きだからSS書いてるっつーか、菫ノートの為に書いてる奴が大半なんだろうなと思う 数が少ないから乱造させて菫ノートのモチベーションを下げないために -- (名無しさん) 2014-09-21 17 56 12 したらば組よりツイッター組の方が臭い -- (名無しさん) 2014-05-01 08 20 02 そう考えたらアイマス関連は息が長いな モバマスやらなんやらあるけども、けいおんSSが09年から始まったのなら、アイマスSSはけいおん以前から存在したし -- (名無しさん) 2013-12-12 10 23 02 さあまた過去の作品巡りをしようかね。 -- (通りすがり) 2013-09-24 12 35 24 自己顕示欲が異常に強い連中ばっかだったし、何より作者の汚い部分が露呈しまくりでした -- (名無しさん) 2013-09-24 01 50 38 後は脳内にて補完せよ! 二次創作はその為にあるんやで! -- (名無しさん) 2013-03-25 09 00 19 けいおん好きというよりけいおんSSに見切りをつける為に書いたんじゃないの ↓↓昔落ち目のジャンルを笑ったとか流行りのジャンルのゴロといっしょくたにされたくないね -- (名無しさん) 2012-07-06 07 57 15
https://w.atwiki.jp/roborowa/pages/127.html
SSタイトル元ネタ一覧 SS作者本人の確認はほとんど取っていないので,間違っている可能性もあります。 話数 タイトル 元ネタ 001 みんなのうた NHK番組『みんなのうた』 002 それは唐突な出会いだった アニメ「魔法少女リリカルなのは」第1話のサブタイトル「それは不思議な出会いなの?」 003 ?カルナ足発盟同国三伊独日 1940年9月27日に締結された「日独伊三國間條約」に基づく、日本・ドイツ・イタリアの同盟関係「日独伊三国同盟」 004 突っ走れ 特撮『仮面ライダーストロンガー』主題歌の歌詞冒頭 006 ギンガ幻影 スーパーロボット大戦OG オウカ・ナギサ テーマ曲『桜花幻影』 008 愛しの君は負に向かわない ニコニコ動画『愛しの彼が振り向かない』 010 ELECTRICAL COMMUNICATION ロックマン8主題歌 011 僕らはみんな生きている 童謡『僕らはみんな生きている』 013 勇者王新生 勇者王ガオガイガーFINAL01『勇者王新生』 014 仮面にかくした正義の心。シグマ達をぶっとばせ ヤッターマン主題歌『ヤッターマンの歌』の一節『仮面に隠した正義の心。ドロンボー達をぶっとばせ』 016 マルチ、遭遇、軍事基地にて、ターミネーターと。 ニコニコ動画の涼宮ハルヒの憂鬱キャラソン『雪、窓辺、無音にて』の替え歌『蛇、無音、ダンボールにて、スネークと。』 018 白いカラス――はぐれ者 はぐれ者という意味を持つハカイダーのバイク「白いカラス」 019 美しき反逆者 スーパーロボット大戦OGs 6話『美しき潜入者』 021 ロボット刑事と少女事件屋の巻 PLUTO 各話のサブタイトル「~~の巻」 023 秩序と蓮花 秩序を意味するKOS-MOS、蓮花の化身であるナタク 026 電波、届いた? PCソフト『雫』のキャラクター・月島瑠璃子の台詞(雫とToHeartは同メーカー『LEAF』の作品) 027 ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアル―黎明編― 魁!! クロマティ高校第1巻サブタイトル 030 Ghost On The Edge Of Real 攻殻機動隊の英語表記“GHOST IN THE SHELL” 031 からくりライダー からくりサーカス+仮面ライダー 033 怒れ鋼のサイボーグ!勇気と魂をその胸に 勇者王ガオガイガーOP“勇者王誕生”の一節『怒れ鋼のサイボーグ』 034 善意と悪意の行方 仮面ライダーZO挿入歌『微笑みの行方』 036 不幸運ぶ黄金の風 ジョジョ第5部副題『黄金の風』 037 Kokoro ゼノサーガのテーマソング 038 モバイル・レディ 広川武美のコードネーム「モバイル・レディ」 040 塗り潰された『PLUCK』 ジョジョの奇妙な冒険第一部に登場する西洋剣「LUCKとPLUCKの剣」 041 真夜中のサーカス からくりサーカスの劇中用語『真夜中のサーカス』 043 雷電激震 仮面ライダー響鬼、轟鬼の必殺技“音撃斬・雷電激震” 045 Take me higher! 特撮・ウルトラマンティガOP 048 あ~る君の作戦?の巻 「究極超人あ~る」の原作ではタイトルが「~の巻」で統一されている 057 LOVE DESTINY TVアニメ シスタープリンセスOP 060 強者をめぐる冒険 封神演義、第149話から第156話にかけてのサブタイトル『太上老君をめぐる冒険』 064 ゲームを大いに盛り上げるためのあ~る君の計画 の巻 涼宮ハルヒの憂鬱に登場するSOS団の正式名称『世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団』 066 それはとても静かに 銀装機甲オーディアンOP「侵略-the Chariots VII-」の一節 067 そいつは人情派サイボーグ アニメ版サイボーグクロちゃんED『ポジティブ・ヴァイブレーション』の一節 068 運命交差点 サウンドノベル「街~運命の交差点~」 070 X ~Cross fight~ アニメ「破邪大星ダンガイオー」の主題歌「CROSS FIGHT!」 071 アルレッキーノ、コロンビーヌの事情 漫画『彼氏彼女の事情』 075 D-1どうでしょう 深夜番組『水曜どうでしょう』 076 男の世界 スティールボールランの登場人物、リンゴォのセリフ『ようこそ……男の世界へ……』 081 荒野を渡る風 「ロンリー仮面ライダー」の一節 082 モバイルレディ・Ⅱ 広川武美のコードネーム「モバイル・レディ」 083 破壊戦士物語 下村トモヒロの漫画『女王騎士物語』 086 怪人タイプゼロ C-6ブロックの決斗! 仮面ライダー第7話「死神カメレオン・決斗! 万博跡」 088 密林考察にうってつけの時 地上波欠番本編10話『密林航路にうってつけの日 JUNGLE CRUISE』 094 Wake Up . The ヒーロー 仮面ライダーBlackRXOP『仮面ライダーBLACK RX』の一節 098 DRAMATIC IRONY 藤崎竜の短編漫画 099 Rusty Nail ロックバンドX JAPANの八枚目のシングル『Rusty Nail』 100 SPIRITS/魂の群れ 仮面ライダーSPIRITS単行本10巻のキャッチコピー『魂の群れ集う時 、SPIRITS隊、結成!!』 102 千の偽り、万の嘘 仮面ライダー電王のキャラクター・ウラタロスの台詞より 103 アルレッキーノは自動人形を見ると、つい殺ちゃうんだ☆ マクドナルドのマスコットキャラクター・ドナルドがCMで言った台詞『ドナルドはうれしくなるとついやっちゃうんだ』 107 ユガミズム 藤崎竜の短編漫画 108 究極の虚無をもたらす者 仮面ライダークウガ劇中にてラスボスであるン・ダグバ・ゼバをさす言葉であった『究極の闇をもたらす者』 110 往く先は風に訊け スーパーロボット大戦OG外伝・自由戦士アリオンのテーマ 111 煮え切らない ウフコック・ペンティーノ(煮え切らないネズミ) 117 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ ドラマ『GTO』の主題歌「POISON」の一節 118 贖罪のススメ 漫画『覚悟のススメ』 121 ヴェロ マルドゥック・ヴェロシティ 122 俺の名前を言ってみろ! 漫画『北斗の拳』の登場人物、ジャギの台詞 125 戦っちゃいますか? パワポケシリーズ カズ・浜野ルート 決戦時BGM 126 このまま前へ進むのみ名前の無い傷ついた体一つで! 仮面ライダー555 挿入歌「The people with no name」の一節 127 真っ黒焦げの凶暴な卵 和智正喜著のライトノベル「真っ黒焦げの凶暴なウサギ」 130 約束――俺の有用性 マルドゥック・スクランブルの登場キャラ、ウフコック・ペンティーノの台詞 132 YE GUILTY アニメ『THEビッグオー』でザ・ビッグを資格の無い者が操縦しようとした時に、操縦席のモニタに表示される一文。「汝、罪人なり」 135 WILL-雪融け アニメ版封神演義のOP曲「WILL」 136 伝えたいこの想い<アクイ> ボーカロイドオリジナル曲「伝えたいこの重い」 137 泣けない青鬼 童話「泣いた赤鬼」 138 高みからの声-Climax Jump 仮面ライダー電王OP曲「Climax Jump」 140 バタフライエフェクト 映画「バタフライエフェクト」およびその元となった、カオス理論を端的に表現した思考実験の一つ「バタフライ効果」の英名 142 狂い咲く人間の証明 ロックバンド筋肉少女帯の16thのシングル「タチムカウ -狂い咲く人間の証明-」 143 メガちゃんのパーフェクト考察教室 チルノのパーフェクトさんすう教室 145 未来視達の―――― 封神演義、第23話から24話のサブタイトル「未来視たちのディアレクティーク」 147 その心、誰も覗かない ヒップホップグループKICK THE CAN CREWの2ndシングル「イツナロウバ」の一節 150 呼びたかった名前 アニメ「魔法少女リリカルなのは」第13話のサブタイトル「なまえをよんで」 151 NEXT LEVEL 仮面ライダーカブトOP曲「NEXT LEVEL」 153 あなたはここにいますか? アニメ「蒼穹のファフナー」の印象的な台詞「あなたはそこにいますか」 154 オール反BR派 対 大デストロン 劇場版・仮面ライダーディケイド『オールライダー 対 大ショッカー』 155 鏡 封神演義、186話から188話にかけてのサブタイトル『鏡』
https://w.atwiki.jp/madoka-ss/pages/36.html
魔獣 欠片 概要: 改変後の世界で魔獣と戦う暁美ほむら、或る時、まどろみの中で、想い人の声がする。 『ほむらちゃん、お願いがあるんだ』 『この世界に広がってしまった、私の欠片を集めて』 『魔獣に奪われてしまわないように』 ジャンル 原作補完もの まとめサイト 週刊少年SS のすく牧場 SSったー あやめ速報 元スレ VIP 投稿日 2011/08/12~2011/03/13 地の文 有り 備考 完結済み 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/6681.html
アリアンロッドRPG SSオンライン 【基本情報】 キャラクター名:アウラ(リアル:久遠 絢) 種族 :ヒューリン 性別/年齢:女/15 メイン/サポート:アコライト/ダンサー キャラクターレベル:3 出自/特徴・効果 :βテスター/【先行者】メインクラスのスキルを1つ得ることができる。フェイト上限値-1。 境遇/出奔 :縛られるのはイヤ。あたしは自由に踊りたいの! 運命/旅立ち :さって、次のステージはどこだろう? 経験点 :取得50+19点/消費:レベルアップ30点/クラスチェンジ10点/フェイト10点/残り19点 資金変換:0 CP変換:0 【能力基本値】 成長 基本値 ボーナス メイン/サポ スキル 能力値 使用CP 筋力 9 2 11 3 / 3 3 器用 9 9 3 1 / 1 5 敏捷 12 3 15 5 / 1 6 6 知力 8 8 2 1 / 3 感知 8 1 9 3 / 3 1 精神 9 3 12 4 1 / 1 6 5 幸運 9 9 3 / 3 CP合計15/15 HP/MP:34/40 フェイト :6 【戦闘】 能力値 装備 スキル [[その他]] 合計(ダイス数) 命中判定 5 -1 ――― ――― 4(2D) 攻撃力 ―― +9 ――― ――― 9(2D) 回避判定 6 ――― 1D6 ――― 6(3D) 物理防御力 ―― +13 ――― ――― 13 魔法防御力 3 ――― ――― ――― 3 行動値 9 ――― ――― ――― 9 トラップ探知 3 ――― +3 ――― 6(2D) トラップ解除 5 ――― ――― ――― 5(2D) 魔術判定 3 ――― ――― ――― 3(2D) アイテム鑑定 3 ――― ――― ――― 3(2D) エネミー識別 3 ――― ――― ――― 3(2D) 危険感知 3 ――― ――― ――― 3(2D) 移動力:14m 【スキル】 SL タイミング 判定 対象 射程 C 効果 《ギフト》 ― 判定直前 ―― 自身 ―― ― ダイス+2d6 1シナリオ1回 《サクセション》 1 メイキング ―― 自身 ―― ― プリプレイ時SL×SL×2000Gの装備を得る。永氷柱を取得。 《マインドアブソーブ》 1 メジャー 命中 単体 武器 ― 対象に白兵攻撃を行う。1点でもダメージを与えた場合、MPを3D6回復する。 《ヒール》 ― メジャー 魔術 単体 20 3 HPをCLD6+【精神】回復 《プロテクション》 4 DR直後 魔術 単体 20 3 ダメージをSLD6軽減 《ホーリーウェポン》 1 メジャー 魔術 自身 20 4 対象の武器攻撃のダメージ+SL×3 シーン中持続。 《ファインドトラップ》 ― メジャー 自動 自身 なし ― トラップ探知に+CL(最大10) 《バタフライダンス》 ― パッシブ 回避 自身 なし ― 回避+1D6 《インタラプト》 ― 効果参照 自動 自身 視界 ― 対象のスキルをキ一つャンセルする。シナリオ1回。 《ダンシングヒーロー》 ― 判定直前 自動 自身 なし 2 直後の判定に+1D6 シナリオCL回(最大10)。 《エンカレッジ》 ― イニシアチブ 自動 単体 20 10 対象にメインプロセスを行わせる。この行動によって対象は行動済みにならない。シナリオ1回。 【装備品】 重量 命中 攻撃 回避 防御 行動 射程 備考 右手:永氷柱 9 -1 +9 ―― ――― ―― ―― 水属性魔法ダメージ 左手:バックラー 2 ―― ――― ―― +4 ―― ―― 防御+3強化 補防: ― ―― ――― ―― ――― ―― ―― 頭部:ハット 1 ―― ――― ―― +4 ―― ―― 防御+3強化 胴部:ローブ 3 ―― ――― ―― +5 ―― ―― 防御+3強化 装飾: ― ―― ――― ―― ――― ―― ―― 乗物: ― ―― ――― ―― ――― ―― ―― 合計 11/5 -1 +9 ―― +13 ―― ―― 【所持品】 重量 解説 ・冒険者セット 5 ・バックパック -5 ・MPP×1 2 所持金:1310G ・キャラ背景 思う存分踊りたい! 最初にこの世界に来たときは、そんな不純かもしれない動機からだった。 学校も家の中も窮屈で、のびのびと体を動かせるフィールドが欲しかった。 だから、最初にこの世界に来て、はじめて誰かの前で踊った時、胸が震えた。 それは今でも変わっていない。 自分のために、そして自分に関わる誰かのために、あたしは踊り続ける。 あたしはまだ、あの窮屈な場所と面と向かって戦っていない。 だから、まずは此処を出るんだ。あたしの夢のためにも! ・PC設定(ネット)/アウラ 10代中盤の外見をした女性キャラクター。踊りによる周囲のPCへの強化を主体とした支援型。 女性にしては長身で、手足が長いスレンダーな体型をしている(そのぶん胸は控えめ)。 立ち居振る舞いも凛々しい感じで、異性より同姓に好かれる事が多い。 β時代の経験者で、自分のスタイルに合うやり方を模索しているうちに支援型に落ち着いた。 元々、ダンサーをやりたいというところがスタート地点らしく、β時代からダンサーだった。 味方を助ける様々なスキルと、自身の運動センスによって常に前線で活動している。 一時期は攻略ギルドに名を連ねていたが、途中で脱退。 理由としては、自分をアイドルとして担ぎ上げようとしたメンバーに嫌気が差したから。 AAAに入ったのは『なんとなくユルくて縛りが無さそうだから』らしい。 ・PC設定(リアル)/久遠 絢(くどう あや) 中学三年生の女の子。 小さな頃からダンスが大好きで、暇を見つけては庭などで踊っていた。 ただ、家が旧家だったため、家族にはダンスのことをあまりいい目ではみられていない。 高校には有名女子高への推薦合格が確定しており、他の受験生よりは時間に余裕がある。 かたっくるしい家や、学校での生活に飽き飽きしていたのだが、両親が対外的なことを気にして 『受験生が夜遅くまで外を出歩くなんてとんでもない』と夜の外出やダンスを禁止されてしまう。 ちょうどVRMMOの存在を知り、部屋にいながら別の世界で思いっきり動けるこのゲームに興味を持つ。 従兄弟が開発に関わっていたこともあり、そのコネでβテスターの権利を貰う。 キャラクター作成方式はリアルトレース。『踊りたいのに自分の体じゃないんじゃ本末転倒!』とは本人の弁。 性格はまっすぐで一本気。誰に対しても正直で漢らしい(?)ため、多くの人間から慕われている(主に同姓に)。 短めの黒髪と、性格に似合わない若干たれ気味の目がトレードマーク。 長身で、しなやかな細身の体をしてる。手足も長く、生まれついてのダンサー体型。 ただ、胸の成長が芳しくないのと、同年代の男よりも高い身長が悩みのタネらしい。 【セッションメモ】 虎蔵さんGM『稼ぎ時? 宝島へごー』:経験点19 入手1290G 【成長履歴】(初期職:ウォーリア/メイジ) |レベル|サブクラス|取得スキル1|取得スキル2|その他| |1|シーフ|プロテクション1|バタフライダンス1|プロテクション2 ヒール ファインドトラップ ギフト ホーリーウェポン(ライフパス取得)| |2|シーフ|プロテクション3|インタラプト1|| |3|ダンサー|プロテクション4|エンカレッジ1|ダンシングヒーロー|